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【Iさん2年以上ぶりの男性同士の晩酌】  ぶなの実 野口

2022年09月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

8月はぶなの実でコロナが蔓延してしまい、スタッフ、入居者さんと緊張感のある8月でした。1回で皆コロナに感染とはいかず、一人感染、数日後、また一人、数日後またまた一人感染と日を追うごとに感染していき、自分や入居者さんもいつ誰が感染してもおかしくない状況の中での8月を過ごしてきました。
そんなコロナが猛威を振るう中、Iさんだけはコロナに感染することなく、野球の甲子園の方を観戦してました。平和ですね。
8月22日にぶなの実に新しい入居者様Oさんがご入居されました。
8月の終わりにOさんがお酒好きとの事で、Iさんと晩酌することになりました。
Iさんが男性と2人で晩酌されるのは2年以上ぶりの事です。
OさんがIさんのコップにノンアルコールビールを注ぎます。
Iさんが本当嬉しそうに笑顔でOさんと乾杯します。嬉しすぎたのか、乾杯が1回、2回、、、、、気づいたら20回以上乾杯していて、持っているコップを上げたり下げたりして乾杯するから、笑顔で「腕がいてえ」と仰っていました。全員大笑いです。
Oさんも本当楽しそうに笑顔で晩酌されていました。
ふとIさんを見るとコップにビールが入ったままで、全然飲まないんです。
Iさんが笑顔で「俺のことはいいから」と手をふり、新しくご入居されたOさんとお話ししてという素振りをしていたので、Oさんのお話も色々聞いて、Oさんは今、誰に1番会いたいですか?と問いかけると、笑顔で「元カノ、純粋だったから」と。やっぱり純粋がいいですね。話も盛り上がりOさんのグラスも空になりスタッフがそろそろお開きにしましょうと声を掛け、OさんがIさんにお辞儀をして席を立ってお部屋に戻られてから、Iさんがずっと飲まなかったビールを飲み始めたんです。
すべてが終わってからビールを飲み始めるIさんにまたまた惚れ直してしまいました。最高の96歳、本当に可愛くてかっこいいIさんだとしみじみ感じました。
IさんとOさんの晩酌している時間がとても良い最高の時間でした。

11:51 | Posted by jizai

【コロナ陽性】  ぶなの実 内田

2022年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

先日、ここまで乗り切ってきたぶなの実でもコロナ陽性が発生してしまいました。
ぶなの実最高齢(96歳)のIさんには絶対に移してはいけないという気持ちでいっぱいでした。
そんな中、私も味覚障害はなかったのですが、喉の痛みがあり、発熱外来へ受診すると「コロナ陽性」。毎日行っていた抗原検査では陰性。またここまでコロナ陽性にはならなかった事と感染対策を行っているから、どこかで自分はコロナにはならないだろうと過信しすぎていました。そんな自分が恥ずかしい。
《コロナ陽性=10日間の自宅療養》
衝撃的過ぎて、目の前が真っ白になりました。シフトが回せるだろうか…仕事が追いつくだろうか…などなど。
コロナ陽性である事を職員に伝えると「しょうがないよ。誰がなってもおかしくない状況なんだから」と。心がとても軽くなりました。
コロナ感染して1日目は今まで感じた事のない喉の痛みで、水分を摂るのもやっとでした。2、3日目は38.3度の発熱、倦怠感と止め処なく続く咳が身体を疲れさせました。4日目にようやく熱が平熱になりましたが、気管から出ているような咳が続くことで倦怠感も増大しました。7日目にようやく食欲が湧いてきて一安心です。
こんな苦しい思いは誰にもして欲しくないです。
コロナ陽性という事を受け入れ、1階で過ごしてくれた入居者さん、連勤に耐えてくれた職員に本当にいくら感謝してもしきれません。このコロナを乗り切れたのはみんなの協力のお陰だと身に染みました。
入居者さん6名中5名が感染する中、Iさんだけはコロナ感染しませんでした。
本当にお強い!!最強の96歳です!!
今年も高校野球に熱中するIさんが見られて、私は幸せです。
早くコロナが終息する事を心から願います。

11:06 | Posted by jizai

【老後のこと】  ぶなの実 森田

2022年07月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

身内のことになるのですが、私には独身の叔母と叔父がいます。この二人は姉弟なのですが、二人暮らしをしており、ほぼ同時期に認知症になりました。二人とも施設になんか入りたくないと頑なに拒んでいましたが、先に叔母の足が悪くなり、ショートステイを利用することになりました。そして叔父は自分の姉を看ていた自負があったのですが、その姉が家に不在になったことで急速に認知症が進んでいきました。訪問介護を利用しながら、叔父の妹たち、私の母もその一人なのですが、何かあるたびに呼び出され、電車を乗り継いで叔父の自宅まで行き手伝っていました。やはり在宅介護では限界が近づき、度々施設を探してはいたのですが、東京近郊では年金だけで入れる施設がないのです。叔父の年金はひと月約15万円です。施設の利用料は支払えても医療費やおむつ代などは別途かかります。ちなみに特養に入れればいいのですが、現在の制度では要介護4以上でないと申し込みが出来ません。
そしてネットで探しに探したのが埼玉県西部にある住宅型有料老人ホームでした。かなり奥地です。
条件としては全ての料金が年金内で支払えて、少しお小遣いも残り、駅近ということでした。電車賃もかかってこの上、駅から遠くてタクシー代なんて支払っていたら看ていく方が破産してしまいます。
今叔父は無事施設に入ることが出来、身内としては一安心です。昔、親せき一同で観光に行った場所で、聞き覚えのある地名に叔父は喜んでいます。施設の支援内容に思うことはありますが目を瞑っています。本来だったら、叔父にはグループホームが合っていたように思います。しかし今の制度では経済的に入ることは叶いませんでした。
今回、叔母・叔父の件で改めて自分の最期はどこで誰と過ごすのか考えさせられました。もしも私が認知症になったら夫は看てくれるのか。老後、二千万円問題⁉など山積みで、グループホームはこの先もあるのか。
悲しいことですがお金がないと施設に入れない現実があります。因みに叔母は今夏に特養に入所出来ました!
なんだか悲しい未来の話になりましたが、今はとにかく一生懸命働くのみです!

11:02 | Posted by jizai

【久しぶりのお出かけ】  ぶなの実 宝田

2022年06月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうもこんにちは、ぶなの実の宝田です。今この記事を書いているのが6月の中旬なのですが、段々暑くなってまいりました!僕にとっては日焼けの季節ですが、入居者の皆さまは脱水などがおきやすくなる季節ですので、水分はこまめにとっていきましょう!
コロナも今は高止まりですが、入居者様との外出が緩和されたので、久しぶりに職員2人とAさんSさんKさんの5人で、巣鴨にお昼ご飯を食べに行ってきました。こんな人数でバスに乗って巣鴨へ行くなんて本当に久しぶりで、ちょっとコロナ前の時に戻ってきたような感じがしてうれしかったです。4の付く日はとげぬき地蔵周辺が混んでしまうので、今回は巣鴨駅のアトレの中にあるパスタ屋さんへ行ってきました。検温と消毒をしてレストランに入って5名と伝えると「4名用と2名用のテーブルしかないので少し離れたところになってしまうのですが大丈夫ですか?」と、全員で一緒にご飯を食べることが出来ず、少し離れたところで3人2人の2チームに分かれてご飯を食べました。やはりまだまだコロナの影響で前みたいには戻れていないなぁと、感じた1日でした。早くまたみんな一緒に外でご飯を食べたいなぁ~!

10:44 | Posted by jizai

【ぶなの実に入職して】  ぶなの実 黒岩

2022年05月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

2022年の2月からぶなの実Aでお世話になっております黒岩昭夫です。以前は、弁当屋で働いていました。ですが、このコロナの影響で一昨年の9月で廃業になってしました。その時に10年間一緒に働いていた野口さんからの紹介で、ぶなの実で働かせて頂く事になりました。
介護の仕事は初めてなので不安でいっぱいでしたが、困った時に助けて下さる入居者の方々や親切に教えて下さる先輩スタッフの方々に支えられながら日々頑張っています。
ぶなの実で仕事を始めてまだ4ヶ月弱で、まだまだ解らない事、出来ない事が沢山有りますが、皆様に支えられながらこれからも頑張って行きたいと思います。どうか宜しく御願い致します。

10:42 | Posted by jizai

【蔓延防止策が開けて】  ぶなの実 藤田

2022年04月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

初めまして。ぶなの実の藤田です。約2年も経つ今もコロナウィルスがなかなか収まりません。早く終息してくれることを願っています。
そのため、入居者さんと外に中々出られませんでした。3月で蔓延防止が解除されて、Oさんと近くの公園でバドミントンをしました。Oさんは運動神経抜群で自分よりもとっても動きが軽快です。その日は風が強くて思うように出来なかったことが残念でした。
でも、「楽しかったよ」と言ってもらえたので、自分も嬉しくなりました。
翌日はぶなの実内で卓球をしました。
自分は久しぶりにしたので余り上手く返せなかったのですが、Oさんはとても上手に返してくださるので必死でした。とても楽しかったです。
Oさんが「今度は体育館みたいな大きな所でやりたいね」と仰ってくださいました。
これからもコロナには気をつけて、入居者さんと楽しく過ごして行きたいです。

10:41 | Posted by jizai

【新年を迎えて】 ぶなの実 野口

2022年03月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

新しく年を迎えて皆で今年は良い年になるといいですねと話していましたがぶなの実にとっては良い年を迎えるという事にはなりませんでした。
1月にZさん、Nさんがお亡くなりになりました。1月の終わりにはⅠさんが痙攣をおこして熱もあり、救急車を呼んで入院になりました。
2月には、Aさん、Yさんとたて続けに熱がでてお部屋で過ごす日々が続きました。検査もしてコロナではありませんでした。Sさんも体調が優れず、顔色も悪く熱もあり、救急車を呼んで病院に行きましたが中々病院が見つからず、次の日に入院になり、現在も入院中です。
本当に1月、2月ドタバタの日々でした。
今は皆さんも落ち着いてAさん、Yさんの熱も下がり、Ⅰさんも退院して元気に歩き回っています。
普段なら入居者さんと一緒に毎日買い物していましたが、今は、スタッフだけで買い物に行っています。
世間ではコロナ感染で大変ですがぶなの実では、入居者さん、スタッフとなんとかコロナにかからないで頑張っています。
4~5月にはコロナも落ち着いて入居者さんと買い物に行ったり散歩したり普通の日常に戻ってくれることを願っています。

10:07 | Posted by jizai

【節分】 ぶなの実 内田

2022年02月28日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実では毎年恒例の恵方巻作りと豆まきを行いました。
まずは節分の説明から。節分は文字通り季節の分かれ目の事で、昔は立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日の事 を節分と言っていましたが、現在は立春(2月4日頃)の前日を節分と言います。節分に豆まきを行う豆まきは季節の変わり目に起りがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式の事を指すそうです。
恵方巻作りはOさんの得意分野です。以前、お寿司屋さんで働いていた時に培った技術はプロ級です。今年も恵方巻を作ったことがない入居者さんやスタッフに丁寧に教えてくださいました。皆さん、北北西を向き、願い事をしながら、美味しく恵方巻を頂きました。
ファイル 563-1.jpg次は豆まきです。鬼のお面はOさんが彩ってくださったかわいい鬼です♪
鬼役はぶなの実1,2番に身体の大きい男性スタッフです。
(心はと~っても優しいですよ~)
Kさんは渋いお声で「鬼は外、福は内」と鬼を追い出してくださいました。
Oさんは思いっきり鬼に豆をぶつけて、ストレス解消です。
Sさんは鬼とじ~っとにらめっこ。何個か鬼に豆をぶつけていました。
Yさんは「何の事かしら?」と鬼を見つめられていました。
Eさんは鬼に豆をぶつけるのは可哀そうと鬼に豆を手渡しされていました。本当にお優しい。
少し体調を崩されていたAさんですが、豆まきをしている際には満面の笑顔がみられ安堵しました。早く元気になられる事を祈るばかりです。
ぶなの実の鬼は入居者さんのお陰で追い払うことが出来ました。
コロナの鬼め~。早くこの世界から消えてくれ~!!

09:38 | Posted by jizai

【ハマりました大相撲】  ぶなの実 宝田

2022年01月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

あけましておめでとうございます、ぶなの実の宝田です。
今年に入ってまたコロナの陽性者の数が増えてきました。今の所ぶなの実の入居者も職員もコロナに感染していないのですが、いつ感染してもおかしくないくらいの状況になってきましたね。早く終息する事を願うばかりです。
ぶなの実では大相撲がやっている月は、夕食時にいつも見ているのですが、初めは職員もあまり相撲を知らなくて、Sさんが相撲好きで「お相撲かけてもいいかしら?」と言われ、見始めるようになりました。見始めると相撲が面白くて、気づけば入居者も職員もはまってしまいました。Kさんは今まで全然相撲を見て来なかったみたいなのですが、今では「御嶽海を応援しようかしら」と、楽しんで見られております。Sさんがずっと好きだった白鵬が引退してしまって、今は次の推し力士がなかなか現れないので、早く見つかることを願うばかりです。
お相撲を見たことない方が居ましたら、是非、皆さんも見てみてください!笑

11:31 | Posted by jizai

【もう今年最後の12月。】  ぶなの実 野口

2021年12月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実に来て1年が過ぎました。もう1年が?っていうくらい本当にあっという間の1年でした。スタッフと入居者さん達と過ごしてきて皆の性格といいますか人柄が色々と見えてきてとても楽しいです。
少し頑固な所もありますが本当に優しくて素直なIさん皆でワイワイするのが好きなEさん
皆の話を聞いたり相談役のOさん
親分肌のKさん
思いやりのある優しいAさん
好き嫌いがはっきりしているSさん
目がぱっちり開いただけで皆を喜ばせるNさん
演技派なYさん
癒し顔なZさん
本当に皆さんいい人ばかりです。
今年もずっとコロナ禍で外に出てご飯食べたり商店街に出かけたりすることが1度もできずお部屋の中で出来ることで楽しみながら過ごしてきた1年に思います。
夏に1度だけ入居者さん全員で公園で花火をしたのがとても印象的で楽しかったです。
スイカ割りも居間で皆で1個のスイカを囲みながら棒でスイカを割って割ったスイカを皆で分けて食べたりとかなり盛り上がりました。
来年はコロナも落ち着いてくれたら皆で楽しめるような事が増えたり、公園でも行けるようになれたらいいなと思います。

10:59 | Posted by jizai