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編集後記  林田

2016年05月15日 | 編集後記

5月に入って、夜勤をするようになっています。理由は、当然人手不足です。20:00から8:00まで、通常のうちの夜勤の時間より5時間ほど短いので、夜勤と言っても本当に夜間帯だけ。と言う感じです。
今月は、職員が急に出勤をしなくなったことなどもあり、7回入ります。
夜勤をこんなにするのは10年ぶりぐらいだと思います。大丈夫かな?などと思いながらの夜勤ですが、今のところ何とかなっています。(職員から言わせると、「林田さん、もう少しちゃんとやってください」と言うレベルかもしれませんが。)
グループホームの夜勤は、やっぱり楽しいです。きみさんちで夜勤をやっていたころと同じ面白さを味わうことができます。特養時代の思い出は、入居者さんの介助やケアと言うより、食事介助業務、排泄業務、服薬業務そのほかに、大量の洗濯物と洗濯物畳みに追われまくっていたことでした。
そこには、作業の段取りと遂行のみが目的となり、楽しいと思えることはほとんどありませんでした。
今日は、皆さんよく休まれています。
この後の時間は、皆さんの状態を把握しながら、巡回を行います。その合間に、掃除や修繕、社長の仕事をする予定です。意外なことに、月にこのくらいのペースで入った方が、生活が安定しています。今は事務局長をしている他の法人の友達にことことを話したら、「やっぱり夜勤してケアをした方が面白いよね。」とにっこり笑っていました。彼も私と同じ現場たたき上げです。
夜勤は、明け方の4:00-5:00が苦手です。眠くなって頭がボーっとしてきます。のどが渇いたり、口の中が気持ち悪くなります。そんな時は、顔を洗って歯を磨いて気分を一新します。そして、明けまで一気に行きます。明けた時の、解放感もまた良いものです。来月も同じような感じかもしれません。人が集まりませんので。できる範囲で夜勤をするつもりです。(林田)

11:38 | Posted by admin

【Rさんとの思い出】  つげの実 山越

2016年05月15日 | つげの実

4月に入りだんだん暖かくなってきました。
駒込のしもふり商店街でも毎年桜が咲くのを見る事が出来ます。
商店街の雰囲気もいつもと違っていて、新しいお店ができたりしてしもふり商店街の景色も大分変わってしまったと話されていました。
Rさんも歩く意識がしっかりとされ、「シルバーカーで歩く力がついた」とご自分も驚かれています。
いろいろな所に行くのもコーヒーを飲みに行く事もお好きなので、喫茶店に行くと、大変混雑していました。とても残念がっていらっしゃったので、つげの実に戻って私がコーヒーを入れてさしあげました。
染井銀座にもいろいろと新しいお店ができたので、たくさん歩かれました。つげ実に戻ってきた時はお疲れのご様子でしたが、とてもよい散歩になったのかと思っています。
Rさんは出かけるのが好きな方なので、色んなところに行ければいいなと考えています。
ホームでは、頑張りすぎて疲れてしまう事が多く見られていますが、たまには息抜きをして気分転換されたとおもいました。また誕生日の外出も考えていますのでRさんにとてもいい思い出が作れるように企画して行きたいと思います。

11:36 | Posted by admin

【想う気持ち】  とちの実 渡邉

2016年05月15日 | とちの実

入所から、1年半前にご入居されたT様、お部屋にこもりがちで、うつ的症状もあって入所当初は言葉を選びながら恐る恐る接していたことを思い出します。しかし、今でも声かで気を使うことが無いと言えません。
T様は、ご自分の意見を発せられる時に上手く発語出来ず、言葉が出てこないこともあり、かなり自身を喪失されている傾向があり、「死にたい」などのネガティブな発言があるのです。
私なりに、これまで少しずつの時間を重ねて、その時その時の状況にあわせて、お話かけをさせてもらっています。
T様が伝えたい言葉をゆっくり読み取りながら気持ちを汲み取る努力をしてきました。しかしながら、未だにT様の深い辛さを理解して、安らいだ気持ちになって頂くことはとても困難なことであり、まだまだ努力が必要だと感じています。
会話の途中で、「あー もう何も考えたくい」「考えられない」などと拒絶される事も多く、「ありがとう」と言わなくてはいけないところで「ごめんなさい」と言ってしまったり、まだまだ自分の対応が未熟で、T様のニーズに答えられない事、そして、T様も気持ちを私にわかってもらえない事でもどかしい思いもしているのではと、落ち込むこともあります。
これから先、ご支援のなかで改善出来ることも、新たな問題も入り組んで変化のある日々が訪れるだろうと思われます。
私は一日の始終に、必ずT様のお部屋を訪ねて、「今来たところです よろしくお願いします」、「今日は帰ります。今度はいついつきますね」と伝える事を自分の中で決めて実行しており、今後も続けようと思っています。
そんな中、今年に入って嬉しい気持ちになることがありました。何度か私が帰宅する際にT様は、自室(2階)の窓から顔を覗かせて、手を降ってくださるのです。
もしかしたら、初めて気づいた時以前より私が帰るのを見守っていてくださったのではないか?又、退社する際は、着替えをしたり、出る時間はまちまちになるので、いつから待ってくださっているんだろう?と申し訳無い気持ちも生まれました。
それから、帰る際はT様の部屋の窓を必ずみて帰るようにしていますが、時々姿が見えない事もあり、少し寂しいきもちと心配な気持ちになります。そして自分の今日の対応を振り返り反省することにしています。
このように、T様から私は嬉しい気持ちを頂き、そして考える気持ちを出させてくださいました。しかし、私からは日常にプラスになることができているのか大きな課題がありますが、1年半前よりT様の「笑顔」は増えてきていると信じています。

11:33 | Posted by admin

【男だらけのぶなの実】  ぶなの実2F 宝田

2016年05月15日 | ぶなの実::ぶなの実1F

どうもお久しぶりです、ぶなの実Bユニットの宝田です。
ここで働き始めてもう5年以上経ちました、始めの頃からと大きく変化したことがあります、それは「職員が男性3人女性1人」という事です、今までは女性の方が多く、男性2人、女性3~4人とかでした。
そこでなにが変わったかと言うと一番は料理です、女性の職員は料理が出来るのがほとんどだったのに新しく入ってきた男性職員2人は全くの料理初心者だったのです。
味噌汁も作れなかったり、ご飯もといだ事が無かったり…でも自分も5年前は料理初心者でした、グループホームの良い所は入居者の方々と料理を作る事が出来るのです、入居者は女性の方が多く主婦だった方も多い為料理のスペシャリストなわけです!なのでそこで5年いろんな方から料理を教えてもらい今では魚焼いたり、煮物つくったり、カレー作ったりと料理ができる様になりました。他の介護の仕事ではこんな経験は出来なかったんだろうなと思います。男だらけのぶなの実ですが女性に負けないくらい女子力が高くなっちゃうかもしれないですね!(笑)

11:33 | Posted by admin

【Tさんとトロピカルカフェ】  ぶなの実3F 森田

2016年05月15日 | ぶなの実::ぶなの実3F

前号に続きぶなの実の森田です。今回はぶなの実入居者のTさんについてお話しさせていただきます。
Tさんはぶなの実に入居される前はこの近所にお住まいだったそうで、滝野川近辺を歩けばお知り合いによく出会います。最近ではお一人でトロピコカフェへお出かけになります。入居される前にはそこで毎日コーヒーを飲みながらスポーツ新聞を読まれていたそうです。今もトロピコカフェでは馴染みの店員さん、馴染みのお客さんと会話を楽しまれながら、スポーツ新聞を読んでいるようです。
今までは私たちの力不足もあり、お一人での外出は避けていましたが、Tさんが横断歩道を渡り、カフェに行く姿を何度も見守りながら、やっとできるようになりました。
これからもTさんが今まで通りの生活ができるよう支援し、Tさんをきっかけに地域の方々と交流を深められるようにしていけたらと考えています。皆さま、これからもよろしくお願いいたします。

11:31 | Posted by admin