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【もう1年…】   つげの実アパート 礒田

2010年06月03日 | つげの実アパート

ちょうどこの原稿を書いている1ヶ月前(4月17日)の朝、東京では41年ぶりの降雪でうっすら雪景色でした。そのお陰か今年は桜が長持ちしたとか・・・2週間後のゴールデンウィークでは夏のような暑さでした。例年に比べ寒暖の差が激しく、毎日何を着ればいいのかと天気予報をチェックしながらも、まだ出番があるかもしれないと自宅の部屋には厚手のコートがぶら下がったままで(笑)もうすぐ6月がやってきます・・・
昨年の6月4日、とちの実で生活されていたK.Sさんがお亡くなりになりました。
その日はめずらしく日記を書いたのでした。
ありがとう
さっきSさんの訃報を聞きました。
Sさんとは4年前に出会いました。
いままで出会った人の中で、いちばん短期間で私のココロを開いた人だと思います。
トイレもお風呂も一緒に入ったことがあります。
いつも森羅万象、自然に対して感動することを体現している方でした。
いつも創意工夫で自分を表現していました。
いつもつつんでくれました。
いつもあまえさせてくれました。
4年後に他界してしまうとわかっていたら私は接し方が変わっただろうか・・・自問してみる。
何も変わらないし、後悔はない。
Sさん、出会ってくれてありがとう。
ほんとうに ありがとうございます。
ご冥福をお祈り致します。
K.Sさんと出会わなければ、感じなかったことがたくさんあります。
そして、ご家族にとってのK.Sさんと、私にとってのK.Sさんは違うのだろうと思います。
でも同じK.Sさんなのです。
そんな出会いと別れが以前にもありました。今後もあるのでしょう。
人はいろんな形でつながり、そしてはなれていく。波のような生命の営みを感じます。

15:08 | Posted by admin