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【昔の遊び】   ぶなの実1F 鈴木(勇)

2013年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

ぶなの実1階の入居者さんはTさんは外へ散歩に行きますが、他の入居者さんは何かきっかけがない限り余り外へでません。そのため中で過ごすことが多く、みなさんテレビを見ています。
ホームにも特に遊べるような道具がなく私自身も余り話しが上手ではないので、話す話題と言えば食べ物の話…くらい。
月に一度の会議で支援をする目的で何か昔懐かしいような道具を揃えよう!となり、100円ショップに行き、昔の遊び道具を揃えてみました。
最初は紙風船を使用し、Tさんに渡してみました。するとTさんはビックリしましたが、喜んでもいました。
他入居者さんの注目もあり、座っているAさんに渡したら座りながら紙風船で遊びはじめました。そこから入居者さん同士の会話が始まり盛り上がってきました。
メンコをFさんに渡すと遊びはしませんでしたが、小学生くらいの時の話が始まりました。
「メンコはよく男の子達が薄く紙を剥がして厚くして勝つ為に色々な研究をしていたよ」と。
一番評判よかったのがお手玉でした。
お手玉は100円ショップに売っていなく、どうやって揃えようか少し悩みましたが、今はネットショッピングで何でも買える時代、観音様も買えるくらいですからお手玉を揃えました。得意のアマゾンで(笑)
誰も興味もってくれなかったら悲しいな…と思いつつTさんに渡してみた所、昔のようにはいかなかったようですが、回していました。
そこからテレビばかりみているIさんも「下手くそだな~」と言いながら回し始め、Fさんも「貸して」といいお手玉を始め、Aさんもお手玉に夢中になり、キッチンペーパーを丸めてお手玉を作りはじめました。
他の職員は話しが上手で入居者さんは笑っていますが、今まで私が居間で見守りをしている時は黙々と入居者さんが洗濯物を畳み、黙々とテレビを見ていてシーンとしていたので、入居者さんが喜んでくれて少し居間が明るくなってよかったなぁと思います。
まぁ道具に頼らず会話して生活に結びつけた支援ができたらいいのですが、まだまだですね…。

16:06 | Posted by admin