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【永遠のアイドルと現在のアイドル】  ぶなの実 野口

2023年07月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

Iさんが5月、会議の日スタッフが全員いる中、スタッフに見守られながらお亡くなりになられました。私がこの仕事に就いてからIさんの人柄に気付いたらファンになっていました。なかなか笑顔を見せないIさんが、時折笑顔を見せると、こっちが嬉しくなります。Iさんの笑顔が見られるだけで元気をもらっていました。
また、明日も頑張るぞって。Iさんを見ているだけで心が癒される事が沢山ありました。
Oさんとノンアルコールビールで晩酌されている時は笑顔が多くみられました。
今年に入って、歩く距離も段々と減り、スーパー片道から、ぶなの実の周り半周、トイレの往復と、どんどん減って最後はベッド上でした。
私の中ではいつでも元気な笑顔の素敵なIさんがいますので、会う事は出来ませんが永遠のアイドルです。本当に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
現在のアイドルはOさんです。皆女性の中、一人男性でとっても笑い上戸で、気遣いがとっても良く、女性陣、スタッフから尊敬されます。KさんのコップをKさんが降りてきたらお出ししたり、Sさんが、ペンを探しているのを悟ってペンを渡したりと、15時には夕食の本を取って何が良いか、ペンと紙を胸ポケットに常に入れて、夕食をこれがいいんじゃないかって、書いて下さいます。Nさんはいいます。私たちがOさんの目の前でべらべら大きい声で話しているのにじっと話を聞いてくださるし、常に笑顔でしょう。普通ならうるさいって怒る人もいる中で尊敬しますと仰られ、本当見習うことがいっぱいです。特にSさんとOさんのコンビが良くSさんがちょっと相撲の四股をふんだり、歌に合わせて踊ったりすると、テーブルを両手でバンバン叩いて大笑いです。それを見てスタッフも入居者さんも皆大笑いになる。Nさんは、本当笑うっていい事ですよ。気分も楽しくなるしって仰ります。これからも笑顔を大切にしていきたいです。

09:48 | Posted by jizai

【僕の人生つまらなかったな】  つげの実 新山

2023年07月31日 | つげの実

理由があり紙袋ひとつで三年程前に入居されたOさん男性74歳。
弱音を吐いたことがなかったOさんが、他界する1週間前に私の顔を見て「俺は、もうダメだ。半ば終わりに近づいている。辛い。寂しい。俺の人生は、つまらなかったな。」と言うのです。
今まで楽しかった思い出は何ですか?と質問すると「仲間と酒を飲んでいる時だな。」と答える。
Oさんが持参したアルバムの中に仕事仲間と温泉旅行で楽しそうにしている姿を拝見した事があります。
仕事第一で、お酒が好きだったOさんでした。
仕事を引退した後も、仕事の事が気になり一日中外を歩き回る事もありました。
Oさんが最後に残した言葉には、どんな意味があるのか?今も考えます。
つげの実で、良い時も悪い時も一緒に生きた歴史を築く事が出来て良かったです。
Oさん、ありがとうございました。

09:46 | Posted by jizai

【コロナ禍を経て】  とちの実 小谷野

2023年07月31日 | とちの実

コロナ禍の3年間で生活習慣も変わりましたが、5月に新型コロナが5類に以降してから以前の日常を戻りつつあると思いますが、一番の違いが旅行などの遠出だと思いますが、コロナ過前は一年に一度は入居者の皆さんと遠出しており、ようやく今年に入り実施出来ることがありました。
ファイル 613-1.jpeg行き場所もスカイツリーと決まり、6/6と日程も決まると色々と準備もありますが、一番の懸念事項は天候。3月末にお花見に行ったのですが、晴れたものの気温が低く現地についてすぐに帰るという事態とありました。
ファイル 613-2.jpeg今回、晴天とはいかなかったもののまずまずの天候となり、入居者様の体調の変化も無く出発となりました。事故渋滞に巻き込まれ時間が押してしまいましたが、おやつを食べたり、おしゃべりしたり、各々バスからの景色を楽しんだりと意外とリラックスした雰囲気の中、スカイツリーに到着しました。
ファイル 613-3.jpeg昼食に予約していたお店に向かい、皆さんうな重を堪能され、普段、少 食の方も含め、ほとんどの方が残さず召し上がれていました。
いざスカイツリーの展望デッキへ。エレベーターへ向かう途中や待つときにすれ違った修学旅行生に対し、笑顔で挨拶されたりする様子が見られていました。展望デッキに着いて、「こわい〜」と聞かれましたが、時間が経つと慣れてきたのか、電車を見つけて「模型みたいだな。」と言われたり、アサヒビールの本社や新宿の高層ビル郡をみつけたりと眺望を楽しまれていました。
帰路は特になくスムーズにとちの実に帰宅となりました。
その後日も楽しかったなど笑顔で言わる方や、近所の方へのおみやげを配ったりに行ったりとされるなどの様子も見られこちらも楽しい気持ちにさせていただきました。

09:46 | Posted by jizai

【掃除の時間】  つげの実 蔵田

2023年06月30日 | つげの実

つげの実では、夕食後にみんなでリビングの掃除を行う事が恒例となっております。
「よし きた」と、はりきって行う入居者さん、みんながやっているから何となく参加している入居者さん、始まるのを察して、スーッと自分の部屋に帰られる入居者さんと、ご様子はさまざまです。
その時、ぼくはトイレ掃除を行っていることが多いのですが、ちょっと離れた場所から、みんなの掃除の様子を見 ていると、少し掃除をして椅子に座っていた入居者さんに一緒にリビングの掃除を行っていたスタッフが、その 座っていた入居者さんに、「そこを拭いてください」と台ふきを渡していました。ぼくはそれを見ていて、テーブルを拭いてもらうことをお願いしたのだろうと考えていましたが、その入居者さんは立ち上がり自分が座っていた椅子を拭き始めました。人の捉え方はさまざまなのだなと思いながら見ていましたら、最後にはすべてのテーブルをぐるっと一周して拭かれておりました。
この方にとって、一周してすべてのテーブルを拭かれることはとても大変なことですが、意欲を持って一生懸命取り組まれている姿がとても印象的で、よい気持ちとなりました。
なにげない日常生活の中での気づきを、入居者さんと生活を共にしていく中でこれからも大切にしていきたいです。

10:37 | Posted by jizai

【後悔しない最期をむかえる】  とちの実 渡邉

2023年06月30日 | とちの実

毎年のことですが、「GWは何処かいきますか?」「休みはいつから何日間?」などと、世の中は賑わっています。
実はわたくし、何故かこの時期、あまり良いことがないのです。
今年も残念なことですが、入居者A様と永遠のお別れをすることになってしまいました。
A様は、かなりのご高齢ですが、ユーモアもあるお元気な方でした。しかし昨年の夏、脳梗塞を患われ入院されました。そして数ヶ月後、とちの実に帰って来られましたが、車椅子の生活を 余儀なくされ、暮らしは以前とは一変されました。
そして4月の中旬から水分がとれなくなり、点滴の処置を受けることになりました。
ご家族さまは、お身体の状態について医師の話を聞かれたうえで、「とちの実」で最後まで過ごすとご判断されました。ご本人様も入院をすると家族に安易に会えなくなるということが大きく、「ここにいる」とおっしゃられました。
ある日の夜勤でのことです。体動が多く、ベッド柵に手を打ち付けそうになっているので、手を握ると私の手を握り返されたのです。そして、「あなたと一緒にいきたい、寂しいから」とおっしゃれました。
何か察しているのかと切ない気持ちになりました。
私は何と返答してよいのかわからないまま、手をにぎっていました。
別の日に、童謡をCDから耳元でながし、側で口ずさむと、一緒に歌をうたってくれました。その次の日も一緒に歌いたいと、同じように寄り添いましたが、少し顔を頷かせる様子だけでした。ゆっくり、ゆっくりと変化していくなか、約半月ほど、職員は入れ替わりですが、皆、誠心誠意をこめて支援していました。
ご家族様も、時間が許す限り面会をつづけておられました、きっと大事な会話が出来たのではないでしょうか?
そして、A様は、ご家族様の見守りの中で旅立たれたのです。
最期は「その人らしく」が理想ですが、運命は分かりません。A様の様にご家族に看取られることはごくわずかかもしれません。
だれもいつとは全く予測でききない分、どの立場でも素直に出来る限りの思いを伝えられたらいいなと思いました。

10:37 | Posted by jizai

【ぶなの実のアイドル♪】  ぶなの実 内田

2023年06月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

先日、Iさんが永眠されました。享年97歳でした。
ぶなの実に入居されて12年8ケ月が経過した所でした。
入居される前は、経管栄養でお食事されていましたが、どうしても経口摂取がしたいとのご希望があり、ぶなの実に入居されました。入居したばかりの時は体調を崩して入退院を繰り返されていたそうです。その後は日に日にお元気になり、食欲もあおりで、何よりもあんぱんやケーキがお好きでした。Iさんは失語症をお持ちでしたが、「はい」「わかった!」「まだ?」「そう?」など気持ちを伝えて下さいます。
ファイル 611-1.jpegぶなの実のスタッフや実習生は、絶対にIさんに癒されると言います。
私もファンの一人です。普段は寡黙な方なのですが、時折見せてくれる笑顔に職員はメロメロです。
お買い物に行った際には「あるから」と左胸をたたき、お金を払おうとしてくださる姿が頼もしいのです。車いすで買い物に行った時には、籠の中をバランスが良いように整理してくださいます。時には長いごぼうが籠からはみ出していたのが気になり、ポキッと折ってしまわ れることも!!
レジに並ぶ際は、いつも左端のレーンと決まっています。なぜかというと、Iさんのお気に入りのお姉さんがいらっしゃるからです。そのお姉さんの時は笑顔が倍増します。
しばらく近くのスーパーへ行く事が出来ない期間が続くと、スーパーの方から「お父さんは元気?」と声をかけて頂けることがしばしば。さすが、ぶなの実のアイドルです。
お部屋から、Iさんの「はい」という声が聞こえないことがとても寂しいです。
8月には高校野球が始まります。天国でもお好きだった高校野球を観戦している事でしょう。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

10:37 | Posted by jizai

【こんにちは】  とちの実 テー

2023年05月31日 | とちの実

とちの実で働いているテーです。
今やっている介護について書きたい思います。
そろそろ、来月15日になったら1年になります。先輩達優しくて教えたので、夜勤もできるし大変なこともなかったです。
とくには日本のおかずもよくわかるし、入居者さんのこともよくわかりました。
介護についてまだわからないことがたくさんあるあるけど、ゆっくり勉強しています。
入居者さんが、安心して楽しめることを、自分で決められてできるように支えるのが、私の仕事です。
介護の仕事は興味があれば毎日たのしいし面白い仕事です。
私にとって良い仕事だと思います。
それで入居者さんのために笑顔で毎日頑張っています。

15:11 | Posted by jizai

【入居者さんがお二人増えて】  ぶなの実 宝田

2023年05月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

こんにちはぶなの実の宝田です。
ぶなの実に新しく入居者さんが2名入居されました。
4月16日にHさん、4月18日にNさんが入居され、しばらく6人だったぶなの実の入居者さんが8人になり、一気ににぎやかになりました。入居されて2~3日は何でこんなところに私が住まなきゃいけないの?と言われることもありましたが、すぐに他の入居者さんや職員と打ち解けて、ぶなの実の生活にも慣れてきました。
HさんもNさんもお話がとてもお好きで、今まで以上に入居者さん同士での会話が増え、話の流れからお散歩に行きましょうと出かけられたり、カルタで遊ぶ時は今まで職員が読手をやっていたのですが、Nさんが読手になり、入居者さんだけでカルタをやったり、入居者さん同士のコミュニケーションが増えて、これぞグループホーム!って感じがして、とても嬉しいです。これからも、楽しく生活して頂けるようにサポートしていく事が出来ればなと思っております。

15:11 | Posted by jizai

【カナルサビタ申します。】  つげの実 サビタ

2023年05月31日 | つげの実

ネパール人です。2023.04.14から正月になりました。私からネパール人にあけましておめでとうございます言いました。正月の時はだいたい日本とネパールは同じです。新年またはパレード、パーティ、家族の集まり、沢山美味しい食べ物とのみ物でネパールで祝われる多くのお祭りの1つです。私も正月の時自分の部屋で美味しいご飯作ってたくさん食べました。家族に電話でたくさん話しました。
つげの実に働いてから1年4月なりました。5月から夜勤の仕事もやっております。
本当に皆さんありがとうございます。
いろいろな日本語と漢字を教えて下さってありがとうございます。日本語とか漢字がわからないところもたくさんありましたけどスタッフと利用者さんから教えてもらった。ここの仕事楽しいです。おじいさんとおばあちゃんに話す事好きです。ここで働いてから日本の料理も覚えました。作りかたもちょうとできました。
これからも頑張ります。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

15:10 | Posted by jizai

【お花見】  ぶなの実 蛯子

2023年04月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

皆さんこんにちは。ぶなの実の蛯子と申します。
今年は、3年振りに近くにある飛鳥山公園に、入居者さんと共にお花見に行ってきました。 Sさんは、桜の花を見て綺麗ねぇー!と仰っていました。スケッチブック持ってくれば良かったぁと、残念がっていました。Aさんは、桜の花を見て綺麗ねぇーねぇーと、しきりに桜を褒めておりました。平日だったので保育園児が沢山いて、遊んでいる姿をご覧になり、微笑まれていました。皆さんそれぞれ桜の花や飛鳥山公園から見える景色を見て楽しんでいました。最近体調が芳しくなかったIさんも車椅子で一緒に行く事が出来て、本当に良かったです。
一番驚いたのは、往復皆さん歩かれたので、まだまだ体力があるのには正直驚きました。そして施設に戻って、今半のすき焼き弁当を皆さんでいただきました。
美味しそうに食べる皆さんの顔見ながら、これからも皆さんの生活のお手伝いをして行きたいと思いました。

08:59 | Posted by jizai