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【介護職について】  2013,12,30 渡邉

2013年12月30日 | とちの実

介護職について、初めてのお正月を迎えることになりまた。新たな気持ちで入居者の方々、スタッフとこの一年も充実した一年となる事を願って頑張って生きたいと思います。
 私は、介護職を目指し資格取得に半年間、座学、実技に励みました。
かなりのいい年齢になってからの学習でとても大変でしたが、学んでいくうちに専門的知識の習得はもちろん、人生観がかわり、習得まえより心を広く持つ事ができました。
 習得中の終盤の頃でしょうか、やたらと人に道を尋ねられる事や、困っている方に気づき微力でも声をかける事ができるようになり、このような事柄でも役にたてる事の喜びを感じ、きっと介護の仕事を学んだおかけだと感じていました。
 その後、就職と同時に上京し、仕事を覚える事、新しい街での暮らしに慣れる事に必死だったか、通勤中でも、まったく他人と触れ合う事なく過ごしていました。
周りに目を向ける余裕がなく何も気づきのない、日々になっていました。
 しかし、去年12月の初旬に娘と一緒に街を歩いているとアジア系の外国人に地下鉄の乗り場を聞かれました。娘の一生懸命なジェスチャーで無事に案内する事ができました。
その事がきっかけか、最近はこのような事が自分にはなかったなと、なぜか反省するような気持ちが芽生えていました。
 気持ちの持ちようが、様相にあらわれたのかそれから数日後から、老若男女問わずに頻繁に道を訪ねられる様になりました。正直、土地感のない私で力になれない事もありますが、できる限りの対応をさせてもらいました。
 自己満足かもしれませんが、「ありがとう」の一言を言ってもらえる事や、ささいな事でも頼られた事には悪い気はしません。
人間にだけあるといわれる利他的本能を大切に、これからも公私共に悔いのない一年となるようにしていきたいです。

昨年訪れた場所で最後に心あらわれた風景は、けやき坂のクリスマスイルミネーションでした。

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16:43 | Posted by admin